理系だもの

日常起こったことについて、誰もが何かしら自分の意見を持つと思います(そのことが自分にとって良い・悪い等)。しかし、働いていると、同じ目標を目指すため、周りに合わせねばならないという風潮に従わざるを得ないです(これが団体行動の良い点でもあり悪い点でもあります)。せめてブログでは、自分の思ったことをのびのびと書きたいと思い、始めました。文章を書く訓練もかねて、分かりやすい記事を書くよう努力します。テーマは主に最近話題のもの・ことに対する解説+意見。たまに中の人の旅行記事、衝動に任せて書いた物申す記事を書きます

アカデミア業界の異常性という都市伝説

どうも、理系です。

ブラック企業が問題になっていますが、ブラック研究室ってご存知ですか?

恐らく理系の同志たちはご存知だと思います。週七で朝から晩まで実験して、さらに、無理難題を押し付けられ、頑張っても全く評価されない、むしろ理不尽な八つ当たりをされる。そんな教授が存在する研究室です。

 

私もそのような研究室出身で、大学院時代は、人格否定じみたことを教授に言われることは当たり前で、教授がトラウマになり、話すだけで涙が止まらなくなったり、ショックで食事がまともに取れなくなったり、胃炎になったりしていました。

部屋で一人泣きながら死にたいと叫んだこともあります。

 

まあ、学部4年生と大学院2年間で研究が自分には向いていないということがよく分かっただけでも儲けものだと思っています。というか、自分にそう思い込ませています。

下手に博士課程に進んだら絶対に発狂してたわ。

 

今回は理系の夢の雑誌であるNATURE誌のとある記事の紹介です。

www.nature.com

コチラは生化学的に重要な発見について述べられた記事ではありません。

大学院の研究者が通常の6倍鬱になっている現状について、まとめられた記事です。

 

「これは1つの問題ではなく、『財政的な負担』『敵対的な学会』『お役所仕事をされるストレス』『厳しい雇用市場』
『適切なキャリアガイダンスがない』など多方面に広がっていることが問題です。 短期間の学業で得る成果が見合うものになっていません」

「毎日ほとんど休むことなく、10時間以上研究などに没頭しているにもかかわらず、『仕事量が少なすぎる』など誰かから指摘されているのかもしれません。
また、その人が決めた研究の方針などを否定されているのかもしれない」

この記事に早く出会いたかった・・・・

どの国も変わらないんですね。

 

f:id:k22402:20190522064847j:plain

半分近くの方がメンタルヘルスに不安がある現状

f:id:k22402:20190522064953j:plain

所属機関内の相談窓口は必ずしも役に立っていない様子

www.natureasia.com


私自身、大学のハラスメント相談窓口の相談員って、大学が雇ってるから本当に第三者的な立場になれるのかなと信用できなかったです。まぁ、もともと教員が信用できませんでしたし。

それに、研究室毎のメンタルチェックは、既に教員が異常なしと書いた報告書に適当な日付を書いて署名させられるってものでしたし、もう何も期待してませんでした。


労基みたいな完全第三者機関がアカデミア業界にあれば、証拠もあるのにもみ消された事例が解決したかもしれないのにと惜しく思います。


これは多分、教授が単位をあげてるお陰で学位が授与されるという意識が変わらないと無くならないんでしょうね。大学は学業の場であり、教授のご機嫌取りの場ではないです。本来サイエンスは成果の大小で優劣つかないはずなのに…


ここで私が勧めたいのは、困ったときは相談してねとかいう半分機能してない大学の相談窓口のようなことではありません。

もし、あなたの大学やインターネット上でアカハラに関する署名活動があったら是非とも参加していただきたい。学生社会人問わずです。


ブラック研究室は都市伝説ではないのです。


以上、理系からのお願いでした。