理系だもの

日常起こったことについて、誰もが何かしら自分の意見を持つと思います(そのことが自分にとって良い・悪い等)。しかし、働いていると、同じ目標を目指すため、周りに合わせねばならないという風潮に従わざるを得ないです(これが団体行動の良い点でもあり悪い点でもあります)。せめてブログでは、自分の思ったことをのびのびと書きたいと思い、始めました。文章を書く訓練もかねて、分かりやすい記事を書くよう努力します。テーマは主に最近話題のもの・ことに対する解説+意見。たまに中の人の旅行記事、衝動に任せて書いた物申す記事を書きます

水みくじについて理系が解説してみた

どうも、理系です。

 

京都の貴船神社をはじめとする水の神様を祀っている神社では、水におみくじをつけると文字が浮かび上がってくる水みくじがあります。

 

私も貴船神社ではないですが水みくじをやったことがあります。

こんな感じで結果が浮かび上がってきます。

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下鴨神社御手洗社の水みくじ

さて、このおみくじをしたときに、誰もが「どういう原理でこの文字が浮かび上がっているのか?」と疑問に思うと思います。気になって結果を読んでいる場合ではない状態になってしまうと思います。(←私だけか・・・)

 

今回の記事では、水みくじの原理について「理系目線で」解説させていただきます。

 

皆さん、コピー用紙に水を垂らすと水が紙にしみこんで紙が黒くなるのはご存知でしょうか?

うっかり、濡れているところに紙を置いてしまい、そのようなことになってしまったという経験がある方は多いと思います。

これが水みくじの仕組みです。

 

どういうことやねん!という突っ込み、ありがとうございます。

水みくじにはアクアフィック印刷という技術が用いられており、文字の部分は特殊な成分のインクを用いているため、水がよくしみ込んで黒色に、紙の部分はあまりしみ込まず白いままになります。

 

いやいや、その仕組みを知りたいねんという突っ込み、ありがとうございます。

アクアフィック印刷で用いられるインクには無水ミョウバンという物質が含まれています。無水ミョウバンには消臭作用や吸湿作用があり、かつては制汗剤に、今は食品添加物として用いられています。紙にミョウバンを含むインクで文字を書き、乾燥させると、文字は見えませんが、水につけると、無水ミョウバンが水を吸いやすい性質のため、インクの部分だけ黒くなる仕組みになっています。

恐らく、文字と紙の色のコントラストをはっきりさせるために通常の紙よりも水を吸いにくい紙が用いられていたり、浮かびあがる部分以外の印刷には油を多く含むインクが用いられていて、にじまないよう工夫されているんでしょう。

 

水の代わりに火を使って文字を浮かび上がらせる柑橘系のあぶり出しも、焦げやすさの違いによって文字を浮かび上がらせているという点では似ていますね。

 

近くの神社で水みくじをやっているようであれば、一度試してみてはどうでしょうか。

以上、夢のない記事でした。

 

貴船神社

kifunejinja.jp

 

下鴨神社

www.shimogamo-jinja.or.jp