みんなが大好きなイグノーベル賞は、「笑えてかつ考えさせられる研究」に贈られるノーベル賞のパロディーです。
毎年9-10月に受賞者が発表され、授賞式では、自分の持ち時間をオーバーすると幼女に罵られるということでも有名ですね。
日本はイグノーベル賞の常連国で、たくさんの研究がイグノーベル賞を受賞しています。
今日のブログは、過去の日本人のイグノーベル賞受賞研究の中で、私の印象に残っているものを挙げていきます。
1.
1992年 医学賞受賞 資生堂
本研究では、「自分の足が臭いと思っている人の足は臭く、思っていない人のは臭くない」という結論が出されております。
つまり、野原ひろしは自分の足が臭いことを自覚しているってことか・・・ これ、ワキガだとどうなのかが気になる(デオドラントの開発に役立ちそう)。
2.
1999年 化学賞 某探偵事務所
『妻が夫の下着に用いると不貞行為を検出できるスプレー、「S・チェック」への情熱に対して。』
この書き方だと、全力で取り組んだものの・・ってパターンなのか、開発に至ったのかは不明です。研究の様子が絶対にカオスだろうな・・・浮気した男性の下着としていない男性の下着(着用済)が必要ですから・・・
私が言いたいことはただ一つ、男の浮気用を作るなら、女の浮気用も作りなさいっ!
3.
2007年 化学賞 国立国際医療センター研究所
『ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究』
牛の排泄物から甘い香りの成分が出てくるとは・・・おならの匂いを薄めるとバラの匂いになるとかいう話を思い出しました。
4.
2011年 化学賞 滋賀医科大学
『火災など、緊急時に眠っている人を起こすのに適切な空気中のわさびの濃度発見と、これを利用したわさび警報装置の開発』
さすが日本人、鼻わさびというリアクション芸から思いついたのでしょうか?下手なサイレンよりは効果がありそうですが、海外だとどうなんでしょう?
5.
2015年 医学賞 某開業医
『キスで、アレルギー患者のアレルギー反応が減弱することを示した研究』
どうやって研究したんでしょう・・・開業医ってことは、臨床研究??臨床研究だったら、患者をキスさせているのか・・・キスの激しさや時間と抗アレルギー効果に相関はあるのでしょうか?よく分からないですが、統計学的に有意なら、アレルギー持ちのリア充諸君、春先はキスしまくろうぜ!!あ、相手がいない方は・・・以下略
どうでしたか?
知的好奇心をそそるテーマばかりですよね。←私だけ?
今年のイグノーベル賞も、面白い研究テーマを期待しています。
気が向いたら、イグノーベル賞海外編の記事を書くかもしれません。結構過激なものが複数あるので、子どもは見ちゃダメよっていう研究テーマばかり挙げてしまいそうです・・・・