理系だもの

日常起こったことについて、誰もが何かしら自分の意見を持つと思います(そのことが自分にとって良い・悪い等)。しかし、働いていると、同じ目標を目指すため、周りに合わせねばならないという風潮に従わざるを得ないです(これが団体行動の良い点でもあり悪い点でもあります)。せめてブログでは、自分の思ったことをのびのびと書きたいと思い、始めました。文章を書く訓練もかねて、分かりやすい記事を書くよう努力します。テーマは主に最近話題のもの・ことに対する解説+意見。たまに中の人の旅行記事、衝動に任せて書いた物申す記事を書きます

全関東人が「はぁ?」となった地震について

どうも、理系です。28日の早朝に三重県沖を震源とする地震が起きました。
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速報を見て、なんじゃこりゃー間違ってない?と思った方が沢山いらっしゃったと思います。


今回のような地震を異常震域と言い、このようなケースは意外とあるようで
過去には下の図のように、京都沖が震源なのに北海道が揺れることがあったそうです。
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異常震域が現れた2007年7月16日23時18分頃(JST)の地震の震源と各地の震度。
震源は京都府沖の北緯36.8°、東経135.2°付近、震源の深さ370km、M6.6(気象庁による)。北海道浦幌町で最大震度4を観測した一方、震央付近ではほぼ無感となったという
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E5%B8%B8%E9%9C%87%E5%9F%9F
https://matome.naver.jp/m/odai/2137836692971565601


28日の地震では少なくとも京都府では緊急地震速報は出ませんでしたが関東方面の方は、「はぁ?」となったことでしょう。さらに、震源から距離があることもあり、P波とS波の到着時間の差が大きく、揺れた時間も長かった事でしょう。

何故こんな現象が起きるのか、今回の地震の特徴も踏まえて考えてみようと思います。

今回の地震の基本情報↓
28日03時31分ころ、地震がありました。
震源地は、三重県南東沖(北緯33.0度、東経137.4度)で、震源の深さは約420km、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定されます。
この地震による津波の心配はありません。

まず、震源がめちゃくちゃ深いんです。これが意味するところは、地表に地震波が伝わる迄にかなり時間がかかるということです。地表に行くまでの長い距離の中で地質が原因で地震波が減衰すると震源の真上であっても揺れません。遠くの関東が揺れたのは、地質により地震波の伝わりやすさが変わったり(プレートに沿って進みやすい)、減衰しやすかったりしにくかったり(硬い地盤は揺れにくいが柔らかい地盤は揺れやすい)ということが原因で近くの揺れにくい地質の場所ではなく、遠くの揺れにくい地質の場所が揺れたと推測されています。

三重県沖というと南海トラフかも!と思ってしまいますが、今回の地震のは震源の深さ的に関係ないとのことです。しかし、地震が起こるということはあのあたりにひずみがあるということなので備えるに越したことはないと思います。