高血圧あるいはその予備軍で、日常的に血圧を測定されている方は、沢山いらっしゃると思います。
測定後、血圧の値は見ても、それ以外の値を見てないという方は脈拍の値を今後は見たほうがいいかもしれません。
https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_1766827/
起床時の脈拍が70以上だと、循環器疾患リスク上昇により、突然死のおそれありという報告がありました。
一般的に、心臓のポンプ機能が強いと、一度に拍出できる血液量が多いため、脈拍数が少なくなります。(マラソン選手とかは脈拍数が少ない)
しかし、心臓のポンプ機能が弱いと、頻繁に心臓が収縮しなければならず、血管の筋肉が頻繁に伸び縮みします。これは、血管にとって大きな負担になり、血管が傷んだホースのように硬くなる動脈硬化のリスクが上がる原因になるらしい。
脈拍が多い人は、運動をして心臓を強くして、拍出量を上げることで脈拍数を下げることができればベストなのですが、もっと手軽な方法で血管への負担を減らす方法があります。
1.水分を取る
脱水状態になると、脈拍が上がることが知られています。積極的な水分補給、特に、寝る前の水分補給はしっかりと。
2.寝る前にお酒を飲まない
アルコールの代謝物であるアルデヒドは交感神経を刺激するため、体を興奮状態にする。この作用により脈拍が上がるため、寝る前のお酒は避ける。
貧血も本当はめっちゃ怖いという話もありますし、大したことないと思っている数値が実は重要ということは多々あるのかもしれません。