どうも、理系です。
私が小学生の時にチョコレート効果というハイカカオのチョコレートが話題になりましたが、いまだに店舗に並んでいるところをみますと、まだ流行っているのかもしれません。
今回私が主にしたいのは、チョコレートに含まれる物質の話です。
- フェネチルアミンのお話
- カカオの苦み成分テオブロリンは鎮咳薬
- ダークチョコに含まれるフラボノイドは健康にいい効果が沢山
- ダークチョコは善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす
- 心臓発作のリスク軽減
- 疲労緩和作用
- 終わりに
フェネチルアミンのお話
チーズ、魚の加工品、ワイン、キャベツ、ココア、ビール等の食品中に存在する成分です。
欧米では、焼菓子、ゼラチン・プリン類、肉製品、ソフト・キャンディー類、冷凍乳製品類、清涼飲料等様々な加工食品において香りの再現、風味の向上等の目的で添加されています。
フェネチルアミンは「恋愛化学物質」とも呼ばれるもので、人が性的に刺激された時に脳内で分泌され、それをきっかけに心拍数と血圧が上昇します。
ただし、食品から摂取されたフェネチルアミンは「血液脳関門」と呼ばれる仕組みによって脳への進入をブロックされてしまうため、チョコを食べることによって脳内のフェネチルアミンを増やすことはできません。
そのため、「チョコレートの味は恋の味ではない」のです。
バレンタインデーにチョコを贈っても、フェネチルアミンは脳内に移行しないので、もらったチョコを食べても恋には落ちるとはかぎらないのです。
「脳内移行しない」という点においては、GABAチョコと似ていますね。
カカオの苦み成分テオブロリンは鎮咳薬
カカオ豆以外にはほとんど含まれていない苦味成分 テオブロミンは、血管を拡張させて血流量を上げ、体温を上昇させる働きを持ちます。
また、幸せホルモンのセロトニンに働きかけて、食欲を抑え、リラックスさせる作用もあると言われています。
また、咳止めの作用があります。
※ただし、カカオ60%以上のビターチョコレートに限る
ダークチョコに含まれるフラボノイドは健康にいい効果が沢山
カカオに含まれるフラボノイドには降圧作用、脳への血液循環促進作用、血糖値の改善、細胞保護作用があるらしい。
ただし、チョコレートをどれくらい摂取すればこの効果が得られるのかは不明
ダークチョコは善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす
お茶、コーヒー、タマネギと比較して、ダークチョコレートの方が悪玉コレステロールの減少に関連しているそうです。
心臓発作のリスク軽減
毎日ビターチョコレートを食べると心臓発作のリスクが半減するらしい。
疲労緩和作用
慢性疲労症候群患者がカカオ85%のチョコレートを42.5g食べたところ、食べる前よりも疲労感が減ったらしい。
食べるの大変だ.....
終わりに
いかがでしたか。
チョコレートはデブの食べ物と思っていましたが、ビターチョコレートには健康にいい作用を示す物質が含まれていることが分かりました。
ただ、本当に効くかどうかはまた別の話。
普段から健康に気を使った食生活をして、ビターチョコレートはその補助みたいにしましょうね。