皆さんこんにちは。
コミュ障です。
数年前に、出先でゲリラ豪雪に遭遇し駐車場まで男友達(童貞兼女性恐怖症)と傘をシェアしたことがある。
私の傘だし、相手との身長差がほとんどないので、自分で傘を持っていたのですが、やけに相手がうつむいていたので
「すまん、傘もうちょっと高く持つわ」
って言ったら、
「すみません、僕、女性と相合傘したことないんです。だから、どうしたらいいか分からなくて、えっと、あの、馬鹿にされたくないので、○○君には言わないでくださいね」
と返された
「おまww、23歳で、中学生みたいな反応してんじゃねーよww」
と言ったら、
「僕はこれだけでも色々想像しちゃうんです。」
と、普通の女子ならドン引きレベルの返しをされたことがある。
恋愛に関係なく、普通の人間関係でも、コミュニケーションを円滑にする秘訣は同じと考えているので、恋愛ハウツー本は脱コミュ障にも多少の効果はあると思う。
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内容を一部紹介しよう。
これは、私が男友達に聞かれたことがあるのですが、
「あなたたちが風俗でセックスしても、その嬢と付き合いたいと思うかどうかは別問題でしょ。セックスという濃厚な交わりですら付き合うことに直接リンクしないんだから、食事みたいなソフトな交わりで付き合いとリンクさせるのは、自意識過剰だと思うよ」
と答えた記憶がある。
この本の表現では、「女性は自分勝手すぎないか?」と思う方が大量発生するかもしれないが、拗らせた心と無駄に高いプライドを戻すためにはこれくらいの衝撃が必要なのではないかとも思う。
とくにこの辺のQ&Aは
なんか、このQ&Aを見ていると、童貞の残念な勘違い・すれ違いというものの原因がなんとなくわかる気がしてきた。
残念な童貞は、自分の脳内に「女性はこういうもの」というのを勝手に作り上げて、それをもとに女性と接するので、脳内女性とリアル女性のギャップが生じてしまう。
このギャップは、女性を知らなければ知らないほど大きくなっていく。
そのギャップの例を挙げると、脳内女性は「話しかける=好意がある」だが、リアル女性は「話しかける=用事がある(好意はない)」。この状態で、好意があると思って接したらかみ合わないことはちょっと想像すればわかると思う。
しかし、とっさにそのギャップに気づけなければ、そのまま突っ走ってしまうため、「なんとなく話がかみ合わない」→「なんで、そんなことするのキモい」となって、悲劇がおこる。
この悲劇がおこるのは、童貞が100%悪いわけではない(と私は思っている)。
女の本音というのは顔と同様、上の絵のように化粧でコーティングされている一方で、男性の本音と言うのは、むき出しに近い状態だからである。
ここまで違えば、脳内女性像とリアル女性の間にギャップが生じるのは仕方ないのかもしれない。さらに、卒業したからといって、このギャップがなくなるわけではない。
とりあえず、恋愛を含む人間関係においては「相手はこう思っているに違いない」という思い込みは、絶対にゆがみを生み(相手は自分ではないので、自分の中の相手像とリアルの相手の間には必ずギャップがある)
「相手は相手、自分は自分の考え方がある」と一歩引いて考える。
そして、「自分の思い通りに動いてくれる相手は人形だけ、(自分の息子も常に思い通りにできるわけではないくせに、)他人を思い通りにするなんておこがましい」と考えるのが、無駄に自爆して傷つくことを防いでくれるのではないかと考える。
女性の場合も然り。