どうも、理系です。
私の会社は朝礼において、ローテーションでスピーチをするというのがある。
話題はなんでもOKなので、時事ネタを話す人、プライベートの話をする人さまざまである。
今日、中途採用のFラン院卒の方がスピーチをしていたのですが、まぁ、ひどい。
・流行りの話で頭のよさそうな話題(ノーベル賞や社会問題)を取り上げるが、中途半端なところで話を打ち切り、話題を変える。当然結論なんてものはないし、脈絡もくそもない。
・やたら横文字を使う。
・専門でもないのに、「ファイナンス系詳しいので教えてあげますよ」とマウント
・声のボリュームは大きいがハキハキしていないので、そもそも言っていることが聞き取れない
スピーチ終了後、各方面から「ちょっと何言っているか分からない」というつぶやきが。。。
先輩に「今日のスピーチどうだった?理解できた?」
と聞かれたので
「内容はともかく、あの人は、自分を賢く見せたいんだなと言うことを理解しました」
と答えておいたら、部署内が激しく同意してくれた。
その人の上長が去り際に、「あの人、毎日あんな感じだから」と言って疲れた顔をして去っていったのが印象的でした。
私を含む若手の社員はその人から初対面で出身大学を聞かれていて、俺は「K大の薬学部院卒」って言ったら「はぁーん」と言われました。他の人も、出身大学名学部名に関わらず同じ返事だったそう。
あの人は学歴コンプレックスなのかもしれないなーと思い、調べてみると、
表に出す出さないは別にして、学歴コンプレックスと言うのは案外ありふれたもののようである。
低学歴であることを気にするタイプと、高学歴だけど、学歴に見合わない扱いをされるのを気にするタイプの2種類が考えられるけれど、結局は、自分の理想と現実にギャップがあり、それが許せないってことね。
うーん。学歴コンプレックスは自分の中で折り合いをつけるものなので、外野がギャーギャー言うことではないし、言ったところで、高いプライドによりスルーされるので、放っておきましょう。
それよりも、まともに話を組み立てられない院卒が、よく修論出せたなと。
大学院も博士前期課程までなら査読付き論文いらないから、軽い気持ちで修士に行くんだろうな。
で、修論落としたら、教授の指導不足ってなるから、無理やり受からせて追い出すとかもあるらしいし。
世間は広い。
俺だって、某国立大の薬学部の研究室の環境が「研究と言うもの」の基準になってしまっているし、そのレベルくらいの研究や専門性や苦労話は持っているものというイメージで、院卒の人とは接してしまう。
偏差値や学歴では世間の片隅しか測れないということに気づかにゃならん。
大人になったら、子供の時みたいに偏見視点を注意してくれる人がいなくなるから余計に自分が生んだ偏見思想に囚われちゃうから。
「ちょっと何言っているか分かりません」
という記事になってたらすみません。