理系だもの

コミュ障理系会社員兼バレエダンサーの日記。健康食品のガチすぎるレビューから、ニュースについての自分なりの意見を書いたりしています。ためになる記事も多分ある。理系だもの。好きなこと:バレエ・ダンス鑑賞・音楽を聴くこと(推しは奏音69さん)、嫌いなこと・人:フェミニスト・媚びること・ストレッチ

ウイルスと湿度と結露のせめぎあい

どうも、理系です。

 

新型コロナウイルス関連のニュースが毎日のように報道されています。

一般に、ウイルスは高温多湿を嫌うため、加湿器を導入し、エアコンと併用することにより、部屋が乾燥しないようにしている方も多いだろう。

 

しかし、結局、どれくらいの湿度にすればいいのかというのを知っている人は少ないと思うので、今回は国立保健医療科学院のHPを参照しながら説明していく。

 

重要なのは、絶対湿度

一般的な湿度計では相対湿度が表示されるが、ウイルス撃退に重要なのは、絶対湿度である。

相対湿度は、「空気中の水蒸気量」を「その気温で空気中に含まれている水蒸気量の最大量」で割った値です。

それに対して、絶対湿度は1立方メートルの空気中に含まれる水蒸気量(g)です。

そのため、通常の湿度計の値をそのまま参照するのではなく下の早見表を使って絶対湿度に変換して欲しい。

で、この絶対湿度の値とウイルスの6時間生存率の関係がこちらの通り。

絶対湿度11 g/立方メートルの場合…5%
絶対湿度7 g/立方メートルの場合…20%
絶対湿度5g/立方メートルの場合…50%

 

しかし、ウイルスの生存率が下がっても本当に患者数が減るのかというところが気になると思うので、実際のデータを紹介する。

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絶対湿度が5以下の時期に患者発生数が増えていることがお分かりいただけるだろう。

 

そのため、部屋の絶対湿度は最低でも5を下回らないように調整する必要がありそうだ。

 

ただし、絶対湿度を上げすぎると、相対湿度が100%を超えて、結露が起こるのでおよそ10くらいの絶対湿度を目指すのがいいのではないかと思う。

https://www.niph.go.jp/journal/data/48-4/199948040003.pdf

https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-2656/

 

ちなみに、こちらはインフルエンザウイルスのデータだが、湿度が低くなればなるほど、のどの粘液によるバリアは弱くなるし、ウイルスを含むチリが浮遊する時間も長くなるので、コロナウイルス対策としても、加湿器の活用というのは一定の効果を発揮するのではないかと思う。