どうも、理系です。
新型コロナウイルス関連のニュースに対して、
・陰謀論・政府批判に熱心なお方
・感染症ビジネスにご熱心な方
・センセーショナルな報道にのせられてパニック状態の方
様々な方がいるということは、Twitterを見れば一目で分かります。
ただし、文句しか言わないのに、自分は感染対策を一切していないような馬鹿と、医療関係者に暴言を吐く奴らは許せない。
そういう人は、対策をしない自分が悪いのに「政府(あの医者)のせいで病気になった」っていうんでしょうね。国は、方針を示すだけで、コロナに感染しない保証なんてしてませんから、それに、その方針に従って感染対策をするのは「あなた自身」なのですよ。そこ分かってますか?
受動的な予防と能動的な支援
で、手洗い・うがい・身の回りの消毒をやっている人はたくさんいると思う。
この行動っていうのは、自分が感染しないためにやっている予防策だと思う。
これだけでも大変立派なことなのだが、少しばかり視野を広げて欲しい。
自分よりも感染リスクや重症化リスクが高い人というのはたくさん存在していて、そのような人を支援する方法はないのか。
医療の知識はあるが、医師やナースではないので、患者に針も刺せない、処方箋も書けない私ができることって何だろう。
学術論文や公的な機関の知見を引用して、正しい情報を伝えること?
でも、家にこもってブログで発信することよりも直接的な貢献ができるんじゃないか?
それを考えたときに、こんな時だからこそ献血に行こうと思い立ったのです。(まあ、知り合いの循環器内科のナースに「行け」と言われたってのもあるが)
http://www.jrc.or.jp/donation/
人生初の400 mL献血
俺は女だけど、血液色素量が14近くある貧血知らずなのである。
ただし、体重が、48~50の間をさまよっているため、タイミングが合わないと400 mL献血を受けれない。
過去二回献血を受けたときは、体重50kg以下だったため、200 mL献血を受けました。
献血基準
血液製剤は、血液型の違いによる免疫反応のリスクを減らすために、なるべく少人数の血液を使用することが望ましいとされています。
この血液型は、赤血球の血液型であるABO血液型だけでなく、白血球の血液型のHLA型も含まれています。A型とB型の血液が混ざると血液互いに攻撃しあい、血液が凝固することが知られていますが、白血球の血液型も、一致していないと攻撃の対象になります。
1人の血液だけなら絶対に血液型が一致するので血液が混ざることによるリスクがないですが、複数人の血液が混ざると、何かしらの反応が起こるリスクは人数が増えるごとに上がっていきます。
なので、献血では50 kgを超えていれば400 mL献血を、一部の男性については、600 mL献血をお願いしていて、200 mL献血はあまり表向きに宣伝していないのです。
ただし、血液を抜くというのは、ドナーの貧血リスクがあり、血液の濃さとも要相談な部分があるため、基準値ぎりぎりで400mLは怖いという方は、申し出れば、200 mLに変更してもらえると思います。
(俺は、体重で引っ掛かってたので、堂々と200 mL献血でお願いしてました)
で、ドキドキの体重測定と血液検査。
結果は体重は50.2 kgでギリギリセーフ。血液色素量は13.7で余裕でセーフ。血圧は上が113、下が75。
成分献血か400 mL好きな方を選んでいいと言われたので、ナースの方に血管を見てもらって、判断してもらうことに。
そしたら、俺の血管はすごく採血向きだけど、血液を戻す成分献血向きじゃないとのこと。(何でそうなのかは尋ねなかったから分からない。血圧のせいか、血管の太さのせいか、各種数値のせいかは不明。ひょっとしたら400 mLが不足しているとのことだったので400 mLを勧める口実にしたかったのかもしれない)
で、400 mLの採血開始。
ついてくださったナースの方にお話を伺うと、
・例年この時期は献血者が少ないが、今年は特に少ない
・若い人(20代の人)がなかなか来ない。若い女性は貧血で400mLできないことが結構あるから、俺みたいな血液濃い女性はありがたい。
とのこと。
確かに、周りはたくましいオッサンだらけ。
採血後の血圧測定では、上が107、下が73で、ほとんど変化はないのですが、少し血圧が下がったので念のため5分ほどベッドで休ませていただきました。
粗品とお菓子をもらい、水をがぶ飲みして、20分くらいぼーっとして帰りました。
通常、この時期に献血に行くと箱ティッシュがもらえることが多いので、花粉症の私は今回もそれを期待したのですが、時勢を読んだのか、今回の粗品は除菌ティッシュでした。他にもなぜか歯ブラシをもらいましたw
粗品については、時期によりかなり変わります。学生限定とか、何歳以上限定とか、400 mL献血限定などの限定粗品があったりします。献血ルームのHPでキャンペーンを紹介していたりするので、チェックして、粗品目当てで行くのもアリだと思います。
健康だからできるボランティア、感染症シーズンだからこそ、受動的な予防だけでなく、能動的な支援も検討に入れてみてはいかがでしょうか?