理系だもの

コミュ障理系会社員兼バレエダンサーの日記。健康食品のガチすぎるレビューから、ニュースについての自分なりの意見を書いたりしています。ためになる記事も多分ある。理系だもの。好きなこと:バレエ・ダンス鑑賞・音楽を聴くこと(推しは奏音69さん)、嫌いなこと・人:フェミニスト・媚びること・ストレッチ

誰も興味ないだろうけれど、年代別の免疫力を比較したデータを紹介する

どうも、理系です。

新型コロナウイルス感染症のハイリスク要因に高齢であることが挙げられており、これは高齢者の免疫力が低いためとされている。

 

ここで、疑問に思うのが、どれくらい高齢者とそれ以外の世代で免疫力に差があるかという点である。

「免疫 年齢別」の画像検索結果

TVでこのような図を見たことがある方もいらっしゃると思うが、全く具体的な解説がないので、ちょっと納得できない。(←そんなこと考えるのはお前だけだ!)

 

ということで、総説やジャーナルを調べてみたので、結果を紹介する。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsci1978/3/4/3_4_173/_pdf/-char/en

 

1.免疫細胞を作り、成熟させる脾臓・胸腺の組織重量が60代になると著明に減少する

 

2.マウスにおいて、高齢(33か月齢)になると胸腺におけるリンパ球(ヘルパーT細胞)の数が新生児の50%になる。活性化能については新生児と比較して3%しかない

高齢になっても、ヘルパーT細胞はあるけれど、活性化しにくく、働きが悪いと理解していただければよいです

 

3.血液中のリンパ球数の平均は、若者と高齢者の間には統計学的な差はない。アドレナリン投与によるリンパ球誘導量の増加割合は若者が高齢者の二倍弱

特に高齢者では、免疫反応の司令塔であるT細胞の誘導が少ない

もともとのリンパ球数に年齢差はないが、高齢者は若者と比べて、異物の侵入に対して、免疫系が反応しにくくなっている。特に免疫反応の司令塔は加齢に伴い増えにくくなっている。

 

4.B細胞(T細胞の指令を受けて抗体を作るリンパ球)の数は加齢によって変化しない。

 

5.T細胞の機能は加齢により、著明な低下を見せる(T細胞による免疫反応であるツベルクリン反応は加齢とともに減少していき、最終的には若いころは陽性だった人が陰性になる)

加齢に伴い、B細胞の機能は亢進するが、抗体産生能は低下する。この矛盾は、ヘルパーT細胞の機能低下によるものと考えられている(抗体を作ることができる能力はあるが、指令が来ないので抗体が作れない)

 

調べて分かったのが、高齢者の免疫は新生児よりも弱いということです。

私にとっては意外なことでしたが、皆さんにとってはいかがでしたか??

(多分、専門性高すぎてここまで読んでる人は少数だと思う)