今回は、ファミリー向け記事です。
と言っても、多分「理系だもの」の読者はファミリー系な層と被ってない気がするので、読んだ方は、はてブとか、ツイッターとかで拡散して欲しい。
下手したら子供の命にかかわることなので。
前置き
ついに公式(WHO)がマスクは予防に効果がないという声明を出したぞ!!
この記事を書いた甲斐があったぜ!!
マスクを買い占めた方、ねぇ、今どんな気持ち??
ファミリー向けって言っているくせに、冒頭にゆゆうた兄貴を載せていくっていう。
本題に移る
もし、子供の体調が悪くなったら
今の時勢ですと、「新型コロナかもせん!!」と心の奥で思ってしまうことはもうしゃーない。
でも、新型コロナであろうがなかろうが、病院に連れて行かなければどの病気かの特定はできない。
で、病院に行くときに気を付けて欲しいのが、医者の診断を受けていないのにも関わらず、「子供の体調が悪い=新型コロナに違いない」って思い込まないこと。
難しいことかもしれませんが、これがあなたのためにも子供のためにもなります。
肺炎様症状を呈する小児疾患は多数存在する
仮に、子供に肺炎様症状がみられていたとしても、小児で肺炎様症状がみられる疾患は多数ある。
まず大きく分けると、肺炎球菌を始めとする細菌が引き起こす肺炎、今回の新型コロナのようにウイルスが引き起こす肺炎がある。
細菌が引き起こす病気には抗生物質が使われ、ウイルスが引き起こす病気には抗ウイルス薬が治療に使われる。つまり、そもそもの治療方針が違う。
以下に、よくある肺炎様症状を呈する小児疾患を載せておく
・ライノウイルス感染
・RSウイルス感染
・インフルエンザウイルス感染
・インフルエンザ菌感染
・肺炎球菌感染
・マイコプラズマ感染
このうち上3つがウイルス感染で、こういったウイルスについては迅速診断キットが存在する。
また、インフルエンザ菌と肺炎球菌はワクチンで予防でき、マイコプラズマは迅速診断が可能。
つまり、肺炎様症状が見られたとしても、これらの新型コロナ以外の感染症と診断される可能性があり、その診断は、医者の勘ではなく専用のキットによる客観的な証拠が存在する診断結果であるということをあらかじめ頭に入れておかねばならない。
そして、新型コロナ以外の病原体によりこの症状が出ているという証拠があるにもかかわらず、新型コロナウイルスの検査を求める行為がいかに時間とお金の無駄かを考えていただきたい。
SNS上に、「発熱あるし、咳が出ているのにコロナの診断をしてくれない!医療機関が腐ってる」というツイートを見かけたりするが、それって、ただ単に、新型コロナではない他の疾患という医学的証拠があるから検査の必要がないってなっているケースもあると思うんだよな。。。
だから、間違っても、「新型コロナの検査をしないこの医者はやぶ医者だ」とか考えちゃいけない。新型コロナの検査をされるまでいろんな医者を巡るなんてこともしてはいけない。
もちろん、子供が新型コロナかもと不安に思う気持ちも分からなくもない。でも、客観的な診断結果は受け入れようぜ。間違っても処方された薬も飲ませずにドクターショッピングして、悪化なんてさせたら、子供がかわいそうだよ。
悲劇のお母さん(お父さん)を演じたいだけってことに気づけ
仮に、 新型コロナウイルス感染が明らかになったとしても、病気で苦しんでいる子供の写真をSNSに上げるな。
人の不幸でいいね稼いで楽しいんか?
「わが子が新型コロナに感染したかわいそうな親です。あぁ、私ってかわいそう。」って、自分に酔いたいだけ。
それに、あなたは病気で苦しんでいる顔をSNSに上げられたら嫌でしょ。「人が嫌がることはしません」って小学生でもわかること。
子どもいないやつが子持ちの気持ちなんてわかるか!何偉そうに!と思われる方もいらっしゃると思いますが、私はこれを発信することが、コロナパニックの今、自分ができることだと思っています。
キツイ物言いで不快に思われた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。