理系だもの

コミュ障理系会社員兼バレエダンサーの日記。健康食品のガチすぎるレビューから、ニュースについての自分なりの意見を書いたりしています。ためになる記事も多分ある。理系だもの。好きなこと:バレエ・ダンス鑑賞・音楽を聴くこと(推しは奏音69さん)、嫌いなこと・人:フェミニスト・媚びること・ストレッチ

納豆ブームなので納豆の危険性と抗インフルエンザウイルス効果について解説する

はい、次は納豆ですか。。。

 

納豆って、定期的に店頭から消えている気がするぜ。

 

ダイエットにいいとかなんとか言って。

 

今回は、新型コロナウイルスに効くって話か。。

 

どっかの納豆作っている会社の研究機関がそんな研究でもしたんかな??

 

と思い、個人的な興味から、情報の源と思われる記事を検索した。

 

その前に

 

納豆を食べてはいけない方

ワーファリンという血液をサラサラにする薬を服用中の方は、納豆を食べてはいけません。血栓ができて、血管が詰まってしまいます。

 

もし、ワーファリンを服用されている方が納豆を爆喰いしていたら、「脳梗塞・心筋梗塞なってもええんかぁぁぁ!」と言って、即座に取り上げましょう。

 

納豆がどれくらいワーファリンの効果を邪魔するかのデータを載せておく。

トロンボテスト値は血の固まりやすさを示しており、ワーファリンを毎日飲んでいた患者さんのトロンボテスト値は下がっていくが、納豆を食べたとたんに、トロンボテスト値が跳ね上がり、2日目の値まで戻ってしまう。

 

この原因は納豆に含まれるビタミンKが血液凝固に働くためです。

 

添付文章にもちゃんと納豆はダメって書いてあります。

https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3332001D1023_1_11/

 

次から本題

S-903納豆菌摂取がインフルエンザウイルス感染に対する予防効果をしめす

という報告を発見した。おそらくこれが今納豆が爆売れしている理由だと思われる。

コロナじゃねーじゃん。

「インフルに効くからコロナにも効くっしょ」ってこと?

こういう方って、インフルエンザワクチンを打てばコロナにかからんと思ってそう。

 

動物実験レベルでの抗インフルエンザ効果の検証

対象 インフルエンザウイルス感染前のマウス
試験食 「S-903 納豆菌」でつくった納豆、「S-903 納豆菌」、納豆エタノール分画物 (主に納豆菌の発酵物・代謝物と納豆の糸成分)
試験方法 インフルエンザウイルスに感染させる7日前から、マウスに試験食を継続して経口投与し、感染3日後に肺中のウイルス量を測定

肺中のウイルス量

後は、R-1ヨーグルトを始めとした乳酸菌飲料も、健康食オタの間で流行っているので、そちらと納豆の相乗効果について試験したのがコチラ

対象 インフルエンザウイルス感染前のマウス
試験食 「乳酸菌」、「S-903 納豆菌+乳酸菌
試験方法 インフルエンザウイルスに感染させる7日前から、マウスに「乳酸菌」「S-903 納豆菌+乳酸菌」を継続して経口投与し、感染3日後の肺中および気道中のウイルス量を測定。試験食非摂取のマウスのインフルエンザウイルス量と比較

 

肺中のウイルス量

http://www.natto-science.jp/s90302.html

このデータを見ると、納豆菌と乳酸菌を同時に摂ればより強い抗インフルエンザウイルス効果が得られると思われるのだが、この手の動物実験で私が毎回胡散臭いと感じてしまう理由が、人に置き換えたときに「この細菌量は接種可能な量なのか」という疑問が残るからである。

 

ヒトに置き換えたときに、納豆100個分の納豆菌とヨーグルト10L分の乳酸菌でこの有意差が得られているのだとしたら、常識的な納豆の食べ方をしても効果がないということになる。(サプリメントで何とかなるかもしれないが、それも検討の余地あり)

 

100%嘘と言いたいわけではないが、俺は職業病なので違和感を覚えてしまう。

 

あと、納豆菌や乳酸菌による抗インフルエンザウイルス作用というのはノロウイルスについては確認済だが、コロナウイルスに対してはまだ検討されていないため、今回の結果をそのままコロナウイルスに外挿するのは少々乱暴な気もする。