理系だもの

コミュ障理系会社員兼バレエダンサーの日記。健康食品のガチすぎるレビューから、ニュースについての自分なりの意見を書いたりしています。ためになる記事も多分ある。理系だもの。好きなこと:バレエ・ダンス鑑賞・音楽を聴くこと(推しは奏音69さん)、嫌いなこと・人:フェミニスト・媚びること・ストレッチ

理系が命に嫌われているを聴いてみた -トリアージ 命に順位をつけれるか-

どうも、理系です。

 

今回は、命に嫌われているという曲が今のご時世を反映してるなぁーと思い、この曲のテーマである「命」に絡めてトリアージの話でもしようと思う。

以下は、俺の腐った道徳観と、四半世紀という短い人生の中で培った倫理観に基づいた意見なので、気に入らない方はブラウザバックして欲しい。

 

「若造に何がわかる!」と言われちゃったら、もう何にも言えないからね。

そういう方は、どうぞ他の、自分が納得できる情報源を探してください。

 

トリアージとは

災害時発生現場等において多数の傷病者が同時に発生した場合,傷病者の緊急度や重症度に応じて適切な処置や搬送をおこなうために傷病者の治療優先順位を決定することをいう。

トリアージではスタート方式(START: simple triage and rapid treatment)のように呼吸,循環,意識状態等の簡単な指標で傷病者をグループ分けして,各グループの傷病者をトリアージ・タッグ等で軽症,中等症,重症,死亡等に識別する。この際,処置は気道の確保や止血等簡単な手技でできることにかぎっておこなうのが原則である。

 

日本救急医学会HPより

https://www.jaam.jp/dictionary/dictionary/word/1022.html 

簡潔に言うならば、患者を重症度別に順位付けして

  1. 軽症:不具にならない。ほとんど専門医の治療を要しない。ただちに日常生活に戻れるか、時にはほかの被害者の救助に当たれる
  2. 重症:ただちにというほどでないが、治療には時間がかかり、しっかりした治療が必要なもの。少し時間が遅れても生命にかかわらないもの。
  3. 最重症:生命を救うためにただちに処置を必要とするもの。窒息、出血、ショックの危険にあるもの。たとえば気道閉塞、緊張性気胸、大量出血など
  4. 回復見込みのないもの:予後不良で搬送に耐えられないもの。これらの患者には疼痛、苦痛をやわらげる処置のみ行う。貴重な時間、労力、資材は浪費せず、上記三つのカテゴリーの患者にそれらを用いるべきである

 というように、回復の見込みが無い患者を悪く言えば見捨て、その分のスタッフと資材を助かる見込みのある者に回すというものである。

トリアージの効果

トリアージが使われるのは大規模災害など、多くの死傷者が出て、医療現場では処理しきれない場合である。

この治療の最大の特徴は、目標とするのが完治ではなく、生存率上昇である点である。

そのため、処置は最低限であり、当然だが人材・物資が潤沢な時よりは充実した医療は受けれない。

また、トリアージは、一回では終わらず、搬送前、搬送後、処置前、処置後というように何度も繰り返される。時間の経過や搬送の刺激に伴い、容体が急変する可能性があるからだ。

 

トリアージが取り入れられるにつれて、戦場における兵士の生存率が上昇しているため、トリアージには、限られた人材・物資の中で生存率を上昇させるという観点では一定の効果はあるのではないかと考えられる。

 

生存率の上昇を目標に、最も緊急性を要する者、それほどではない者、軽症の者、助かる見込みのないもの、即座に判断し、優先順位をつけるのだが、誤診により、救えた命も救えなくなるんじゃない??という懸念がある。

 

過去にトリアージが行われた事例で、トリアージの精度についての具体的な数値データがあるものに、少し昔になるが福知山線脱線事故がある。

この事故におけるトリアージ結果と、後日、詳細なカルテを作成し、それをもとに再度診断をした結果を照合したところ、トリアージは81.6%の精度で行われていた。かなり正確なのではないかと思う。

 

ただし、トリアージは倫理面において、問題点があり、仮に「医学的に正しく」助かる見込みがないと診断を下しても、「救えたのではないか!」と感情的になる層やトリアージの理解をしていない層から批判を受けて裁判になった例がある(東日本大震災)。

http://www.fukkou.net/research/bulletin/files/kiyou4_yoshinaga.pdf

 

トリアージは近いうちに起こるかもしれないこと

日々、新型コロナウイルスの感染者が増えています。

人工呼吸が必要な患者数もそれに伴って増えていることは容易に想像できるでしょう。

 

このまま感染者が爆発的に増えた場合、資材も人材も足りなくなる可能性があります。

こうなったときにトリアージが行われます。

例えば、助かる見込みのない高齢者が延命のために人工呼吸器を使っているが、そのあとに、助かる見込みは高いが人工呼吸が必要な若者が現れた場合、高齢者の人工呼吸器は外され、若者に回される可能性があります。

 

この高齢者の立場に自分がなったり、自分の親や大切な人がなったら、と考えた場合、冷静な判断はできますでしょうか??

 

多分、医療関係者でも、完璧に冷静になれる人って少ないんじゃない。

それくらいトリアージは医療関係者にも患者さんにもつらいこと。

 

じゃあ、どうするのって話。

 

かからない・うつさないのが一番だよね。

 

でも、そう簡単にコントロールできるかどうかは分からない。

 

だから、もし、自分が感染して重症化したらどういう方針で判断をして欲しいかを身近な人にあらかじめ伝えておくことも大切かなと。

重症化して、意識ない状態で、判断をしないといけなくなる可能性もあるからね。

https://note.stopcovid19.jp/n/n9f9f0ce1c573

 

僕は、無駄に怖い話をして煽る気は一切ありません。

 

高齢者は助からなくていいとかそんな考えもしていません。

 

助かる命を助けてくれるなら、それだけで勲章ものです。

 

どうか、医療関係者の脚を引っ張らないで、

 

戦う相手はウイルスです。