理系だもの

コミュ障理系会社員兼バレエダンサーの日記。健康食品のガチすぎるレビューから、ニュースについての自分なりの意見を書いたりしています。ためになる記事も多分ある。理系だもの。好きなこと:バレエ・ダンス鑑賞・音楽を聴くこと(推しは奏音69さん)、嫌いなこと・人:フェミニスト・媚びること・ストレッチ

悪人への暴力に心が痛まない理由-理系がチュルリラ・チュルリラ・ダッダッダを聴いてみた-

どうも、理系です。
今回は、この曲だっ!

チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!
https://youtu.be/_j0kfGNwIlw

友人の悪口には凄く怒るのに、気に食わない人の悪口は歓迎する人、いますよね。
人の悪事を必要以上に吊し上げて、過剰制裁しようとする人いますよね。

「私はそんな人じゃない」という人でも、アンパンマンへの暴力には心が痛むが、バイキンマンへの暴力にはアンパンマンほどは心が傷まないということがあると思う。 

このアンフェアな感情って何だろうと思い、調べてみた。

Empathic neural responses are modulated by the perceived fairness of others
https://www.nature.com/articles/nature04271

という論文があり、この論文が、悪役への暴力に嫌悪を覚えにくい理由を示している。

論文の概要
男女の被験者を二人組にしてゲームをさせ、パートナーがフェアにふるまう場合とアンフェアにふるまう場合とを作り、その後パートナーに罰を与えて、その際の脳活動をfMRIで測定した。
男女とも、痛み関連脳領域(前頭-島皮質と前帯状皮質)に、フェアなプレーヤーに対する共感による活性化が見られた。
しかし、アンフェアな者が罰を受けたときには、男性被験者で共感が有意に低下した。その一方で、報酬関連領域が活性増大しており、報復の意志表明と相関していた。
したがって、少なくとも男性では、フェアな対戦者に対しては共感し、アンフェアな対戦者への体罰を好むように共感反応が変化することがわかった。


つまり、脳科学的には、善人への暴力には共感が強く働き、悪人への暴力には快感を得るから心が痛みにくいということである。

で、厄介なのが、その善悪の判断が必ずしもフェアとは限らないことなんだよなー(〇〇さんに従わないからとか、なんとなく気に食わないからとかいう自分勝手な理由ね)

罵倒することの効果
また、これは相手が悪人だろうが何だろうが、人を罵倒することが、己の痛みを解消する効果があることが明らかになっている。(神経機構は不明)
この報告では、被験者に氷水に手を漬けさせ、耐えられる時間を比較するという方法で罵倒による鎮痛効果を検討している。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/8147170.stm


まとめ
悪人に対する暴力や、悪口を言うことに心が痛みにくいのは、罵倒することによって、己の痛み(=不快なこと)を解消することができ、さらに、悪人に対する報復心情による報酬効果により、その行為に嫌悪感を覚えないからということである。