どうも、理系です。
今回の話題は、理系実験室の必需品キムワイプの噂である。
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皆様は、「キムワイプがおいしいらしい」という噂を聞いたことがあるだろうか?
キムワイプおいしい!キムワイプおいしい! pic.twitter.com/TVLiCSEUhb
— kinako (@flying_gadget) July 9, 2013
この噂について、キムワイプの成分を調べたら、結構納得いったため、紹介する。
キムワイプの味
キムワイプは紙であるため主成分はセルロースである。
ヒトはセルロースを消化できないため、セルロースがグルコースの結合体であったとしても、グルコースに分解できないため、グルコースの甘さを感じることはできない。
じゃあ、キムワイプは無味かと言われると、そうではない。
セルロース以外の成分で、人が味を感知できる成分が含まれている。
それは、グリセロールである。
グリセロールは、肌触り重視の保湿系のティッシュに多く含まれている成分である。
過去記事で述べているように、グリセロールそのものは糖ではないが、甘い味を感知するセンサーを反応させることができる。
つまり、キムワイプは科学的に甘いので、おいしいのである。
で、ここで、理系の知的好奇心を無駄遣いをして、キムワイプの甘さを数値化した検討があるので紹介する。
この検討では、ガチの味覚センサーを用いて、水・キムワイプ・鼻セレブの甘さを比較している。
その結果
鼻セレブの方が甘いやんけ!!
参考
「キムワイプおいしい」はネタなの?マジなの?味覚センサーで検証したよ! | 味博士の研究所
※キムワイプも鼻セレブも、本来の用途はティッシュである。
科学的にはおいしい成分が入っていたとしても、圧倒的大部分はヒトが消化できない無味のセルロースである。
食べることはおススメしない。
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