理系だもの

コミュ障理系会社員兼バレエダンサーの日記。健康食品のガチすぎるレビューから、ニュースについての自分なりの意見を書いたりしています。ためになる記事も多分ある。理系だもの。好きなこと:バレエ・ダンス鑑賞・音楽を聴くこと(推しは奏音69さん)、嫌いなこと・人:フェミニスト・媚びること・ストレッチ

うじうじ悩んでいるときに読む記事

どうも、理系です。

 

私は、一応脳神経科学系の研究者の端くれであるため、うつ病をはじめとする精神疾患やそういった気質の傾向は気合では治らないことを普通の人よりも理解しているつもりである。

 

そのため、自己評価の低い人はポジティブシンキング!と単純に結論付けている中身のない心理ブログは大嫌いなのである。

 

自己評価が低い人の脳には、自己評価が低くなる脳回路が既に出来上がっていて、ポジティブシンキングにするためには、その自己評価が低くなる脳回路をぶち壊して、ポジティブシンキングの脳回路を作らねばならない。

その労力はどれくらい大きいかは、精神疾患が自力では治らない(治療を受けても治らない難治性のものもある)ということからお分かりいただけるだろう。

だからこそ、専門家の監督の下で長期間かけて認知行動療法を行い、脳回路の付け替えを行う。また、必要に応じて、薬を使って、強制的に神経回路を無理やり活性化し、脳回路の付け替え中の症状の緩和を図る。

患者さん本人の持つ内的な精神的な回復力だけでは治らないので、外的な処置で半強制的に脳回路の付け替えあるいは操作をしなきゃ治らない。

 

現に、うつ病患者と健康な人の脳には下記の記事のように明らかな差が見られることが明らかにされている。

記事の写真の変化を見ていただけたら、うつを気合で直せとか、うつは気の持ちようなんて言えなくなるはずである。

www.rikeidamono.com

 

 

とはいっても、いつまでもウジウジしているのは、それこそうつ病予備軍まっしぐらなので、以下に自分がウジウジ思考になったときに見た方がいい動画と自分の所感を貼っていく。

 

今回の動画のテーマはいわゆる「心配性」ですね。

自分の言動にあれこれ思い悩んだり、自分は嫌われているのではないかと不安になったり、自分に自信が持てないから他人の目が気になって相手に合わせてしまう人。

恐らくそういう人に脳機構を紹介してはかえって不安を増長しかねないので、脳神経科学的知見ではなく心理学的視点のこちらの動画を紹介する。

・心配性な人は「心配をしないとこの後大変なことが起きてしまうのではないか」という不安から「心配をする時間は将来のリスクを防ぐための意義ある時間であり、心配をしなくなったら終わりである」と『過剰』に考えている。

心配をすることに時間を費やしすぎていて、その先にある行動に繋がらず、自己完結(心配をしている事項ではなく、頭の中で心配をすることがゴールになっている)してしまう。このことに気づく必要がある。

 

確かに、気にしすぎて何もしないというのは、状況を全く変化させない行動であるという点では無意味ですね。ただただ、時間を割いて脳みそを使っただけです。当人は頭を使った気になっているので、心配したことで状況悪化を免れたと錯覚している(これは完全に自分で勝手に思い込んでいる錯覚である)。

あぁなるほどなと思いますね。

 

 

・心配性の人は、今の状況ではなく、未来どうなるかということを心配する。つまり、今目の前にあることではなく、未来のことばかり考えている。つまり、心配性な人の脳みそは未来に生きている。

だから、脳みそと体の時間をそろえてあげる(目の前のことに集中する)認知行動療法をすれば、 未来のことなんて考えなくなるから、心配することもなくなる。

これも確かになぁ。。ってなります。 

 

 ・自分の中での心配事が分かっているにも関わらず、心配という不快情動を紛らわすために回避行動(動画ではマイナスディストラクションと言っているが、私からすると回避行動の方がなじみのある言い方なのでこちらを使わせていただく)に出ている場合、問題に対して一時的に目をそらすことはできたとしても、根本的解決にはならないので、心配の種になる問題をかえって長期化させたり、深刻化させたりと逆効果に働いていることに気づかねばならない。

 

これは、分かっていても認めるのが大変そうですね。不安障害・強迫性障害だけでなく、依存症の影にもこのような回避行動が根本にある症例がありそうな印象を受けました。

 

 

関連動画も紹介しておきます。

メタ認知の話

 

自分を認めてあげられる方法

失敗をしたときに、その失敗に向き合って自分を責めた後に、より困難なタスクを掲げてまた失敗し…また自分を責め…という悪循環に陥っている人の心理

そうならないで自分を鼓舞できる人はどう考えているのかなど

 不安を感じたときにリラックスしようとするのは無駄という研究結果の紹介

緊張したら失敗するという自動思考が良くない、緊張しても成功すればいいことに気づいた方が良い話。

こうすれば、緊張している自分を受け入れる(感情の解釈を変える)ことができ、不安のスパイラルから脱出できる。

 

 

認知行動療法の本にも、このような話が出ており、心配性の自分の不安はどう生まれているのか、それをもし改善したいとすればどうすればいいのか、という話が出ている。

本書は、自分で認知行動療法を実践するために読むというよりは、今の自分の考え方の癖に気づく目的で読むことをお勧めする。(素人の認知行動療法は危険なので)

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 こちらの本は入門書ですので比較的とっつきやすいかと思います。

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