理系だもの

コミュ障理系会社員兼バレエダンサーの日記。健康食品のガチすぎるレビューから、ニュースについての自分なりの意見を書いたりしています。ためになる記事も多分ある。理系だもの。好きなこと:バレエ・ダンス鑑賞・音楽を聴くこと(推しは奏音69さん)、嫌いなこと・人:フェミニスト・媚びること・ストレッチ

眼鏡の曇り止めグッズはどうやって曇りを解消しているのか

どうも、理系です。

 

最近の悩み 

私は、基本的に眼鏡をかけて生活をしている。

 

毎年冬になると、寒い外から暖かい室内に入ったときに眼鏡がくもって何も見えなくなる。それに加えて今年はマスクを着用しないと、バイオテロリスト認定を受けるようなご時世のため、マスクの隙間から漏れた息のせいでマスクが曇ってろくに前が見えない。

 

流石に道を歩いているときに眼鏡が曇ってろくに前が見えないのは危険なので、何とかせんといかんと思い、

①これを機にコンタクトレンズに変更する。

②眼鏡のままで、状況が改善する策を試す。

のどちらかを実践することに決めた。

 

①については、人生初のコンタクトレンズなので、眼科に行かねばならない、めんどくさい・・となり却下、

 

②を実践することに決めた。

そこで、私は、薬局に行き、下のような商品を見つけた。

 1000円前後で売られている眼鏡用の曇り止めグッズである。

クロスタイプと、ジェルタイプに大別される。

 

で、私は、企業の回し者ではないため、これらの商品を前にして疑問が生じた。

「この商品はどのような仕組みでくもりを除く(or防止)しているのだろうか?」

 

どうして眼鏡が曇るのか

水は温められると水蒸気に、水蒸気は冷やされると水になる。

 

眼鏡がくもるのはこれが原因である。

 

冷たい外気温によって冷やされた眼鏡表面に、体内で温められた呼気(水蒸気を含む)がかかると、眼鏡の表面で水蒸気が水になる。この水が細かい水滴となって眼鏡の表面につくため、眼鏡が曇る。

 

寒い外から、暖かい室内に入ったときに眼鏡が曇るのも同様の仕組みである。

 

曇り防止グッズの仕組み

眼鏡が曇らないようにする方法には二つある。

①温度差をなくすことで、水蒸気が水にならないようにする。

②水蒸気が水になっても、水滴にならないorなったとしても速やかに蒸発する。

 

①については、我々が温度差のほとんどない環境で生活しなければならないため、現実的でない。

②については科学の力で何とかなる。

 

テーブルの上に水滴を落としたとする。

直観的に考えて、丸い水滴の状態と、指で水滴を薄く押し広げた時、どちらが蒸発するのが速いだろうか?

薄く水滴を広げた時であろう。

つまり、眼鏡の表面で、水蒸気が水になったとしても、水滴ではなく、速やかに蒸発する薄い水の層になれば、曇らなくなる。

 

水には表面張力があり、丸まろうとする性質がある。水滴になるのを防ぐためには、この表面張力を弱くすればよい。

 

実際に、曇り止めグッズの成分には水の表面張力を弱める界面活性剤という物質が含まれている。

 

この界面活性剤が、水分子の間に入り込んで、水分子同士の結合(表面張力)を弱める。

これにより、水滴ができにくくなり、速やかに眼鏡表面の水が蒸発し、曇らなくなるというわけである。

いろんな商品があるが、機序はどれもほとんど同じである。

同じ悩みを抱えている方がいらっしゃれば、一度試してみるのもアリだと思う。(画像をクリックすると商品ページに飛べます。)

 

私は、ガッツリ曇っている状態から、うっすら曇るくらいの状態に改善されればいいなと期待して、使ってみようと思う。

 

また、曇り止めグッズを使う以前の問題で、レンズ表面に汚れがあると、それを核に水滴が作られて、さらにレンズが曇りやすくなるため、レンズ表面の清潔を保つことも重要である。