理系だもの

コミュ障理系会社員兼バレエダンサーの日記。健康食品のガチすぎるレビューから、ニュースについての自分なりの意見を書いたりしています。ためになる記事も多分ある。理系だもの。好きなこと:バレエ・ダンス鑑賞・音楽を聴くこと(推しは奏音69さん)、嫌いなこと・人:フェミニスト・媚びること・ストレッチ

オタ活の脳科学 ランダムと分かっているのに推しが出ないとイライラする脳科学的な理由

どうも、理系です。

 

「人の気持ちを考えて」

って声高に主張する人って大概自己中心的なのなんでだろうか。。

 

それは置いておいて、「数量限定」「抽選」「ランダム」の商品を買ったことはあるだろうか?

必ずお目当てが手に入るとは限らないというこれらの商法は、人の心理をうまく利用して、購買意欲を高めている。

 

しかし、その一方で、手に入らなかった人の反感を買いやすい商法でもある。

数量限定で手に入らなかった場合、「前の人たちが買い占めたから(私は悪くない!)」。

抽選で当たらなかったら「当たった人はずるい。あたりはないのではないか?(当たらなかった私かわいそう)」。

ランダムで推しが手に入らなければ「お金をドブに捨てた。店員ちゃんと混ぜてないのでは?(推しが出なかった私かわいそう)」。

まるで、自分が持っているものを取り上げられたかのように、イライラしだす人が一定数いる。

ここまで行かなくても、不確実性のある商法で売られているお目当ての商品が手に入らなかった時に、買う前は大絶賛していた店舗に毒を吐きたい気分になったことは誰にでもあることだろう。

まだ手に入っていないお目当ての商品は、自分の所有物でも何でもないのに、どうして自分のものを奪われたような喪失感やストレスを感じるのだろうか?

 

脳は「お前の物は俺の物」思考

脳には「脳内報酬系」という神経回路が存在する。

この神経回路は、活性化すると快感を覚える。

この神経回路は、報酬(お目当ての商品)を手に入れた時だけでなく、報酬が予測される状況(手に入る可能性がある状況)でも活性化する。

 

実際に「数量限定」「ランダム」「抽選」で○○を販売しますという告知を見たときに、おそらく大多数の方が「ワンチャンこれが手に入ったら。。。」と想像して、あたかも手に入ったかのように「どこに飾ろうかなぁ」とか考えたり、手に入った時の自分を想像してニヤニヤしたりするだろう。

この、手に入ったかのようにテンションが上がるのが、報酬が予測される(目当てのものが手に入る可能性がある)状況で脳内報酬系が活性化し、あたかも自分のものになったかのような快感を得る。

 

つまり、手に入る可能性が少しでもあるものに「欲しい!」という感情を抱いた瞬間に、我々の脳はもう手に入ったかのように錯覚して快感を覚える。

 

だから、その目当ての物が手に入らなかったら、自分のものと思っていたもの(本当は自分のものと錯覚しているだけ)が自分の物じゃなくなったという現実を突きつけられるため、まるで自分の所有物を奪われたかのような気分になる。

それでイライラするというわけである。

 

店からしたら、ランダムであることを承知の上で買っているくせに、ランダムであることに文句を言うなんてこれ以上ない理不尽な話である。

また、本人も、ランダムは推しが出るとは限らないと理性では分かっているが、それよりも、(まだ手に入っていない)推しが手に入ったことを妄想することで得られる快感が勝ってしまうので、理性の判断を忘れて裏切られた気分になるのだろう。

 

このイライラの原理を考えると、新規さんの前でもう手に入らない過去グッズを見せるときに、「目の前にある=手に入る可能性がある」と相手が判断し、さらに「欲しい!」と相手が思ったら、おそらく相手の脳内では、既に手に入ったていでの妄想が繰り広げられている。「譲って!」と言われて、断ると地雷を踏みかねんなぁ。。。

そう考えると、本当に手放したくないものは見せない方が無難だなぁと思ったり。(考えすぎ?)

 

脳は推し確グッズよりもランダムグッズに多く貢ぐようにできている

更に厄介なことに、報酬が確約されている時(買えば必ず当たりが出る)よりも、報酬がランダム(買って当たることもあれば外れることもある)の時の方が脳内報酬系は活性化するので、推し確定よりも、ランダムの方がお金をつぎ込みやすい。

皆さんは推しの確率を考えて、ランダムは多めに買っているのかもしれないが、本当の多めに買ってしまう理由は、このランダムであることによる報酬効果の増大が関与している。

 

最も分かりやすい例としては、パチンコ依存症がある。

 

これを分かっている私でさえ、ランダムチェキに諭吉を溶かしているくらいランダムの報酬効果は大きいのである。